第17話

春視点


春にメッセージが届いた。


「何・・・これ」


メッセージの中身は家が売却されたと言う報告だった。


大切な思い出だった場所も売ってしまうの?


そんな・・・そんなぁ


【この景色気になってるんだ】


【この家に居ると、リアルで無い関わりが変わらに癒される】



二人で作った思い出を沢山思い出す。


そこまで、そこまでするの?


春ははーになってログインした。


家の場所に行くとそこはもう、空き家で中身は空になって居る。


「・・・こんなの、こんなの酷い。私に一言も何も言わないで」


私の思い出の物の沢山あったのに、あったのに。


はーはその場で泣き続けた。


少し前では自分癒す場所だったのに、今は自分を苦しめる場所になるとさ思いもしない。


「・・・許さない・・・やっぱりあの、インキャはどこでもインキャで、クズで、ゴミで、これが本性だったんだ。元から他人なんて大切にしない、直ぐに見捨てて切り替える、そう言う奴だったんだ」


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