第2話

【生まれてきてくれてありがとう。】

Written By どら焼きパンケーキ中佐

多くの犠牲を払いあの戦争は終わった。

時は流れ所謂当時の適齢期年齢になり見合い話の縁談が舞い込んだ。

欧米人の様な自由恋愛などの概念など大衆に成立し得ない時代だった。、

私には受ける選択肢と縁談を受け入れる選択肢が用意されているだけである。

幸い御相手の殿方は好感の持てる印象で安堵した。

～そして第1子の男の子が生まれた～

「生まれてきてくれてありがとう、あなたこの子の名前は？」

「【命名】『一馬』！良い名前だろう？」

『ああっ偶然とは言えこの子はあの人と同じ名を授かったのだ。』

「生まれてきてくれてありがとう！」

[完]

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