第3話シャータの主治医の告白
私がシャータ君の主治医になってから10年が経つ。彼は、両足が動かない重度身体障害者だ。シャータ君は、特異体質だ。遺伝子に変異がある。しかし、どのような影響があるかわからない。この遺伝子変異は、人類史上初かもしれない。絶対に解明するぞ!!ふっふっふっ。シャータ君!!私にまっっかせっっなさい!!!それにしてもシャータ君は、10才にしては、筋肉質で骨格が大きいな。彼の性染色体にも変異があるのかもしれない。シャータ君、診察のたびに君は、目を輝かせて格闘技の話をするね。悲しいな。悲しいな。足の悪い君には、残酷な願望だ。でも、時間が解決してくれるさ。シャータ君、君は何処へ行くの?
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