第9話

過去編


俺はデジャブを感じていた。


夏「どうせ、私は男っぽいですよね」


優「どうしたの?」


夏「うわぁー!!ビックリした」


優「あ、ごめん泣いてるから大丈夫かなって」


夏「聞いてたの?」


優「うん、男ぽっいですよって」


夏「バリバリ聞いてるじゃん、最悪」


優「ご、ごめん。」


夏「・・・」


夏は複雑な顔をする。


夏「男子でも謝れる人居るんだ」


優「えっ、そりゃ居るけど・・・ってとりあえず涙を拭きなよ」


夏「ありがとう」

夏はハンカチを使う。


優「で、どうして泣いてるの?」


夏「私、男みたいって言われるの」


優「それは、」


夏「別にそれはいいの・・・だけど、」


優「だけど?」


夏「そのせいで、友達がいないの。男の子は私にそれでおちょくってくるし、女のはキモがられるし、」


また夏は泣き出してまう。


そして、俺は考える。うん結局答えは決まってるなぁ。


優「なら、俺とゲームやろうよ」


夏「ゲーム??それって男の子ぽっくない?」


優「女の子もやるよ!つかほぼ毎日一緒にやってるし」


夏「・・・」


こうして、学校でゲームやる仲間が増えた。

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