実習最終日。

最後なのだろうか、昨日まで座る席が違った。

始業まで10分くらいあったが、初日にパニック発作の元凶

年配の男性利用者が、目と鼻の先にいた。

始業の挨拶の前まで利用者はずっといた。

その間に何度も「痛い痛い痛い。」と小声で言い

近くにいた多動気味の利用者にあれこれ小言を言ったりしていた。

余談だが、この男は他人のことを差別用語で呼んだりすることもあって

よくこの施設は受け入れたなと思った。

この10分は苦痛だった、始業開始時に利用者は持ち場の別の階に移動したが

パニック発作の動機と手の震えは作業開始10分くらいは続いた。

それをみかねた女性の実習先のスタッフが、僕に声をかけてくれて

「大丈夫だよ。」と配慮しながら優しく接してくれたおかげで落ち着いた。

昼休憩が終わって暫くして、移行所の支援員が来て

僕は作業を一時中断。実習の振り返りを個室で三面で行った。

4日間の様子としてスタッフの評価は、全体通してとても良いと言ってくれた。

僕はとりあえず、ほっとした。

その後、無事に実習を終えたが4連勤は久しぶり過ぎて疲れた。

買い物して帰宅。風呂洗いとシャワー、洗濯物を取り込んだ後

寝落ちしてしまい長く仮眠を取ってしまった。

今夜はちゃんと眠れるか心配だ。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい