Break
何かを決意したときも
先のこと考えて不安になったり
今までのことに臆病になったり
どうにかこうにかしてやめた方がいいって
誰かが言ってくる気がして
やらない理由ばかりが先行していく
そればかりが溢れてくる
数えればキリがないのに
わからないことに怯えて
わかるようになってから動いて
時間が過ぎていって
またわからないことが出てきて
そればかり繰り返す
本当にやりたいことなのかって
何度も何度も問いかけてくる
それでじゃあ違うのかもしれないと
煽られてしまったりして
苦しくなるけれど
それはまだ続けたいと願う自分がいるから
何かを始めようとしたときも
先駆者の後ろ姿に足がすくんで
それでもやってみたら楽しくて
だけど負けてばかりが悔しくて
いつからか悲しくて仕方なくなった
いつもそうやって挑んでは
飽きたとか疲れたとか無理だとかって言ってきたさ
だけど今までのことにも価値があるって信じてきた
もうそんなことを言いたくはないのさ
もう今はこれしかないと知ってるから
事あるごとに囁いて
弱音ばかりを口にして
見栄を張ったり嘘つきしたよね
それでまた自分が嫌いになる
だからもうやめたほうがいいんだ
まだまだやめられるか
まだ終わってなんかないだろ
何かを諦めそうなときだって
ブレーキは掛かっていた
どこかに理不尽を抱えて泣いていた
やりたいことだって言い聞かせていた
でもそれも間違ってる気もする
ただもう決まってることだってある
決して変わらないことは
俺はもう諦めることはないってことだ
だから無限に湧き出る戯言なんて
その答えを探すことも
もうやめてしまえばいい
答えが無くても俺は突き進むだけだろ
ブレーキなんて掛けるな
もう悩むことはやめだ
在るべきものは熱い気持ち
それだけをもってただ進んでいけ
もうどんなこと言われても
諦めきれるようなことじゃないんだよ
俺はもう止まらない
飛び出していくぞ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます