第151話 番外編②ー1

俺はある真実を知ってしまった。


姉達が酔った勢いで語った、ある事実


それは俺が痴漢の冤罪になった時に俺のお母さんが姉達に土下座して、俺を信じ貰えるようにお願いして居たことだった。


人生で一番で辛い事実だった。


今までの姉達の幸せな関係が一瞬で壊れた気がした。


そして、


「優、待ちなさいよ!!」


俺はショックで部屋に行こうとした瞬間、春に足を掴まれて、そして掴まれ場所は階段だった。


俺は階段を落下し、


俺の視界は真っ白になった。


ーーー


「優君、ごめんなさい、ごめんなさい」


「優、優!!」


「優君、目を覚ましてください」


「優!!」


優は目を覚せなくなった。


ーーー


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