【作者】

田舎の青年先生

【あらすじ】

カナン大帝国のアインズベルク侯爵家次男として生まれた俺は、十歳の時に行われる選定の儀で固有魔法『光』に覚醒したと同時に前世の記憶も思い出した。次期当主は兄貴に押し付けて冒険者となり、世界中を自由に冒険したい。

五百万人に一人ともいわれる覚醒者になった男は、この力で何をなすのか。

後に世界中の人々にこう呼ばれた。

【閃光】と。

【感想】

最初に紹介する作品は、【閃光】の冒険者です。

私がカクヨムを使うようになってから、最初の方に読んだ作品です。

最近は、主人公最強タグなのに主人公最強じゃないって言われる作品を聞きますが、この作品はちゃんと主人公最強です。

読んでいて思ったのはいろいろな要素が上手くミックスされているということです。

貴族、冒険者、学園、旅、といろいろな要素が入っているのですが、どれかが強い、この要素が強いというのはなくて、すごいバランスがいいと感じました。

学園での同級生たちとの絡みや、SS級冒険者として無双するところ、戦争のシーンも、どれかがずっと続くことはなく、いい感じで他のシーンが入ってきます。

主人公は前世の記憶を思い出しますが、個人としての記憶はなく、魔法のアイデアに前世の記憶を活かすだけなので、あまり前世要素は多くないです。現地系主人公の異世界ファンタジーの作品のような感じです。カクヨムはあまり現地系主人公の作品ってないですよね？ゲーム世界への転生が多い気がします。

長文タイトルの作品が多いですが、短くて単純なタイトルもいいよなと私は思っています。この【閃光】の冒険者というタイトルがかっこよくて、すごい好きです。タイトル回収もすごいきれいでした。まだまだこれからが気になる作品です。面白いのでぜひ読んでみてください。

【詳細情報】

ジャンル…異世界ファンタジー

更新頻度…不定期

文字数…約30万文字

目安読了時間…約10時間

書籍化決定

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