エッセイ未満の寄り道語り

めたやん

観測者のスイッチ

きっと僕ら知的生命体が生まれたのは変化が無くて面白くなかったからだ


深緑茂る登山道を登切りダムと温泉街の風景見た時になんとなくそう思った


この地球に人がいなかったら動植物だけの世界がずっと続いていただろう


創成の神様、もとい観測者は子供が水槽にザリガニを入れるように

虫かごにトカゲを入れる感覚で僕たち異物を地球に遣わしたんだ


恐竜が地球を支配していたのに滅んだのはきっと観測者に飽きられたから


(最初はデカくて派手で面白かったけどもう飽きてもうたな

いっぺん更地に戻したろ

ポチッ)


そんなふうにスイッチ1つで隕石を降らしたのかもしれない


(また戦争やりよった

環境壊してたのに自分で見直してはる

あの島国出生率が死亡率より下がっとる)


今そんなふうに見ているかも

悩んで遊んで作って無駄に動き回ってるうちは面白がって見ているのだろう


そんな事を考えてる僕もこの先に期待しているのだろう

そのスイッチを押すのを決めるのはきっと自分自身なんだ

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