金槐の君へ

序章

登場人物紹介

〇青柳（あおやぎ）　律（りつ）（実朝さま）

　大学１年生　１８歳　前世が源実朝

　とあるテレビドラマから微妙な違和感を覚えていたが、ある日不思議な夢を見たことで前世を思い出す。前世は鎌倉幕府の将軍、源実朝。繊細で精錬、ちょっと内気な性格。年の離れた兄と、妹がいる。

〇清水（しみず）　海斗（かいと）（泰時）

　大学２年生　１９歳　前世が北条泰時

　穏やかで聡明な人柄。男女とも友達が多い。やや朴念仁だがまじめで誠実。女性にもて、むこうから告られてつきあっている彼女がいる。

〇笹原（ささはら）　なぎさ

　大学２年生　１９歳

　海斗の彼女。きつい性格

〇青柳（あおやぎ）　麻沙子（まさこ）

　律の母親。会社員。おおらかな性格。

〇青柳（あおやぎ）　彩矢（あや）

　律の妹。高校２年生。１７歳。活発で明るい。口数が多い。テニス部。

〇鷲尾　暁（あかつき）

　海斗の友人で陽キャの青年。二回生。

〇清水（しみず）　義之（よしゆき）

　海斗の父。会社員。