第122話 理解不能

 愛子は、怯えていた。


 昨夜、「刺す!」と言われているから、無理もない。



 徹さんが、目覚めた…

 

 寝癖が可愛い。



 これだけ、追いつめられているのに

 そう、思ってしまう自分が情けない



 あれ?居たの?くらいの顔で

こちらを見る…

 

 まさかの…


 「おはよう。」

 

 は?


 「おはよう…」


 男は、全くわからない。





 


 


 

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