転職活動日記
羽弦トリス
第1話夢でヒントを得た
今日は2時起き。夢に亡くなった父親が出てきた。僕が生徒に勉強を教えている夢を。
僕はさっそく、教員免許が取得出来る、通信制大学を探した。僕は大学を1年で自主退学している。
今の給料じゃ、到底無理だ。
だから、転職を考えた。
いつまでも、福祉作業所にいてはダメだ。
僕は統合失調症の精神障がい者。
さっそく、仕事を探した。
もちろん、フルタイムの。
見つけた!病院の看護助手の仕事を。
大変な仕事だろうが、病院ならハズレは無いだろう。
何か言われたら、パワハラになるので仕事内容は、ベッドメイキング、検体の輸送らしい。
眼の前の大学病院だから、通勤に困らない。
僕は夢が出来た。大学で高校教諭の資格を取り、学校で教壇に立つ夢を。
社会人法務教官という手もある。
世界史教諭なんて、いらないだろうが、僕は目指す。
作家になる目標ばかりじゃ、馬鹿らしい。だって、確実に稼げるのは普通の仕事。
例え、文学賞を取っても働く。
4時にその看護助手の仕事を見つけ、WEB応募した。
障がい者であることはクローズでいこう。
だって、交通費がかからないから、福祉パス券を使うことを言う必要はない。
もし、これで、交通費は障がい者は無料なのに、交通費を受け取ったら詐欺になる。
転職活動初日に、先方から返事があれば良いのだが。
このエッセイは短いほど、結果が良いという事なのだから、一回目で決まるといいなぁ。
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