「森を抜けたら」#深夜の二時間作詩より


 あの場所が待っているかな、あの人が待っているかな。啜る珈琲の匂いがする。

 この森をぬけたら、あの人がいるかな。白のテーブが見えてきた。

 そこにいたんだね。すぐそこにいくよ。あなたの笑い声がする。

 森を抜けたら、やっと辿り着いたんだね。

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