いせいかんコミュニケーション
眉目秀麗。頭脳明晰。温厚篤実。
私の夫は俗に言うスパダリだ。付き合っている頃から今まで楽しく過ごせているし、不満という不満はない。
……ただひとつ。しいて言うとするならば。
「ねえねえ。地球以外に人間にそっくりな生命体、いると思う?」
「え? まさかお前……」
「ちょっ……そんなわけないでしょ! 聞いてみただけよ。深い意味なんてないわ」
「あ、なんだ。バレたのかと思った」
「…………え?」
たまにどこまで本気なのかわからない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます