19 カクヨム限定で綴りたいこと

 2023/08/21(月)かきはじめ 00:32


 少々、毒があるかも。


 どうも最近の地元寄席は(既に、どこの寄席か等がバレているかもしれないが)催しが多くて困る(汗)。ちょっと前までは毎週〇曜のみ、と限定されていたのだが。

 それはそれで、こちら側には喜ばしいことなので。ありがたいのは事実。だって、普段は天満宮や新開地などに行かなければ拝聴できない噺家さまの高座を間近で愉しむことができるなんて! なんて素晴らしいの!


 で、ね。

 一度拝聴したいと思ってた噺家さまであっても。

「なーんだ、つまんない」

「二度とこの人に木戸銭は払わないなあ」

 そんな風に感じちゃう人もいるのだった(何様だ)。


 先日の某さんが、そうだった。なんか……人気あるみたいだったし、何人かファッショナブルな女性も観客席にいらしたのだけど。ご夫婦らしき雰囲気の方々も、何組かいらしたのだけれども。

 その人は古典と新作を二席、打ってくれたけど。新作は、まあまあ良かった。でも披露してくれた古典が、とても雑だったのでガッカリ。

 あんなにお粗末な「紙入れ」を初めて観た! ほんっと、わたしバイアスで……絶句モノで酷かったのだ。

 あの演目はね、女性の底知れぬ恐ろしさと紙一重の可愛らしさや色気が出せないと成立しないのよ。知らんけど!

(それってあなたの感想ですよね? とツッコミを入れてもらってもかまわない)へえー、このレベルでいいんだーぁ。今日のギャラリーの方々は……なんて思っちゃった。

 今まで自分がナマナマ高座を拝聴してきて、感じていることは幾つかあるけど。

 新作が爆発的に面白い噺家さまは、古典もきっちり仕上げてくださる。というか新作落語は作った人、ご本人さまのセンスそのもの。んで、その土台となるものは。やはり古典の前座噺といわれる、あれやこれやの演目だろう。

 古典落語でも、ただ大声で誰かのトレースしかしていない落語家もいるからなぁ。それじゃ、木戸銭を払っている意味がないのよー(だから、何様)。

 でも、こういう「好み」も。実際にナマで観ないとわからないものだから、難しいなぁ。






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