雪島美春 過去編

「私が学校をやめて半年後、突然事件が起きます。

その日は、小学校の校長先生が、突然の用事で学校からいなくなります。

その日に限り私は、寝坊して迎えに行くのが遅くなりました。

私は学校へ連絡します。すると学校側は友達と、一緒に帰ったということを聞きます。

私は学校周辺で行きそうな所を探しました。事件から3日後美亜が帰ってきました。それが私の過去です」


 小さかった彼女が突然、母の死を受け入れられる間もなく、妹の世話をしながら、学校ではいじめや、からかわれていたと思う。

 何があっても諦めず、挫けない心の強さに突然涙が出てしまう。そんな俺をみた雪島美春は優しく寄せ抱き付く。


 「加島さん達も、こっちおいで。もう少しでお話終わるから」

 「もう大丈夫だから、離れてくれ」


 そうやって落ち着いた、俺は彼女にお願いするも離れようとしたい。

そして二人もきては二人も抱き付く彼女は嬉しそうだった。


 「次に美亜が帰ってきた理由を伝えます。それは今日、加島さんが捕まえたあの人が犯人捜しに全面協力してくれたから美亜が帰ってきたと私は思います。今話した内容が私の過去です。ありがとうございました。それから山西春季君のこと本当に大好きです。付き合って下さい」


 彼女は、あの男との関係性や、全ての過去を話した後彼女は俺に告白してくる。

 

「突然ごめんなさい。山西君のこと好きなった理由言わないとですね」


 彼女の気持ちは、わかっている。しかし好きなった理由ついては、俺はまだ聞いておらず、彼女の本当の気持ちを聞くことにした。


 「今から1年2か月前、日にちは3月25日の桜の木の下、魔法をかけられた。恋桜という魔法にね」

 

 彼女は突然告白してくる。俺は彼女の告白を受けることにした。


 「よろしくな美春。それはそうと、そろそろ二人だけは離したら」


 再び彼女になった美春は、嬉しそうに笑う。そして二人から離れる。


 「春君ありがとうございます。二人ともごめんね」

 「気にしないで下さい。青島さんお手数おかけしますが、話したいことあります。三人で外に行きましょ」

 「わかりました。行きましょ」


 美春と俺意外、皆が外に出てしまう。


 「二人とも、可愛く優しいし素直だね。

 早速でごめんなさい。私とよろしくお願いします 」


 断る理由もなく、彼女と楽しむことにした。

その頃三人は、雪島家へ歩いていっていた。


 「青島さんすみません質問あります。聞いてもいいですか?」

 「答えられることなら、答えます。それから美春ちゃんのこと、これからよろしくお願いします。質問は何ですか?」


 二人に対し、感謝の気持ちを延べる青島に、彼女等も返す。


 「石神さんってご存知ですか?」

 「良く知ってるよ。彼は本当に良い青年で、俺や妻には最高な息子だと思っている。程だ」


 青島は自分のことかに、誇らしげに語る。そこに一台の車が寄って青島達の隣に車を止める。


 「青島さん達、今すぐ乗って訳は車の中で」


 石神のただならぬ焦っぷりに、青島は車に乗ると、40代くらいの女性と、寝てる少女がいた。そして彼女等も車に乗り、急いで青島家へ移動する。その頃、青島家に残った二人は、一緒の布団で寝ようとしていた。そこへチャイムの音が鳴り響く


 「ねぇ春季君、チャイムが鳴ってるから出よう」

 「わかった。待っていて」


 そうやって俺は、服を着て玄関に出て鍵を開ける。とそこには、石野竜夜の姿があった。


 「あの青島広幸さんと雪島美春さんか石神悟史さん誰かかいますか?」

 

 前回とは、違い普通の話し方で接する。石野竜夜だったが彼を信用していなかった俺は、用件を聞くことにした。


 「石神さんという人は、知りませんけど、美春も青島さんなら知ってます。が名前と用件を教えてくれますか?」


 普通の対応つつ相手から、情報を聞き込む作戦にでた。すると普通に答える石野竜夜。


 「昔からの知り合いで、石野竜夜言います。なので会いに来ました」

 「今留守中なので、連絡しておきます」


 そうやって俺は、石野竜夜に背を向け、歩いていくと持っていた刃物で、俺を襲おうとする。


 「良い度胸じゃねぇか。殺す気はなかったがお前からにする」


 刃物で襲う石野竜夜の反撃を、避けながら反撃のチャンス作りたい。俺に石野は、動きを止め話しかける


 「やるじゃねえか。名前を聞いていいか」

 「ありがとう。西山だぁ」


 そうやって石野の隙をつき、殴る俺そして石野は楽しそうに笑う


 「いいパンチだ、ぞくぞくきたぞ。次は俺のパンチをくらいな」

 

 石野のパンチ威力に、俺はお腹を押さえる。


 「西山君これが刃物でなく、パンチで良かったな」


 そうやって石野は、手加減しているも、殴る蹴るを繰り返し、受け立っているのもやっとな俺に刃物で刺そうとする石野。


 「山西君終わりだ。久しぶりに楽しかった」


 絶体絶命だと、思ったその時、石神悟史は俺を押し、庇って刺される。そして石神は懐から拳銃を取り出し石野の心臓に弾丸を撃ち込む。

 

 

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