「終戦」

0時過ぎ妻が怒鳴り込んで来た。

日付を問われ、重大なミスに気付く。

誕生日をスッポがしたのだ。

プレゼントどころか、おめでとうすら伝えていない。

愛の軽重を賭けた戦いの始まり。

忘れてないと言い張り空港へ。

日付変更線を越え、ホノルルで花束と食事。

妻の笑顔を取り戻した。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る