第3話エスカレーター

たまに、エスカレーターに乗っている時、Hがしたくなる。

ちょっと、後ろを振り向き確認してからの、大音量のHをした。

後ろに誰もいないので、エレベーターの時の様な心配はいらない。

しかし、僕はミスを犯した。

ゴホン、ゴホン

ちょっと振り向いても見えない、キレイな女性は僕の真後ろに立っていたのだ。

そう、死角に彼女は立っていた。


僕はエスカレーターは歩いてはいけないが、上ろうとすると、大きなキャリーケースを握る外国人に通せんぼを喰らい、恥ずかしい思いをしながら、頂上を目指した。


その女性は、僕を足早に追い抜いて去ってしまった。

あの大音量のHだ!

臭いも凄まじいモノであったと推察出来る。 

エスカレーターでHをする時は、完璧に後を確認してから、楽しんで下さい。

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