閑話 前国王スローライフ日記1

儂の名前はプロイセン・フランク・ローマイツじゃ。息子に王座を譲ってから儂は辺境でスローライフを送っているからその話を日記にしようと思う。


辺境じゃからベラシア帝国の攻撃は殆どこないのでいつも安心して暮らしているのじゃが最近どうも雲行きが怪しい。

この辺境の都市メトラッハの領主が政府に納める作物を異様に求めるのじゃ。

いつもは数が少なくても

「ああ、良いっすよ。少なくても」

と流してくれるんじゃが今日は、

「少なくね?もう少し持ってこれるやろ。」

と言ってきて困ったもんじゃ。

まぁ今回の分は納めれたから次から数を増やそうと思う。

畑仕事は大変じゃが意外と楽しいんじゃ。

次は馬でも飼ってみようかのぉ。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

【プロイセン王国】

ホーエンツォレルン家の君主が統治したヨーロッパの王国。

結構大きかった。

【フランク王国】

フランク人によって建てられた王国。

中央ヨーロッパ最初の王国。

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