灯台
全部が終わってしまうような日
わたしは胎児のように
丸くなって
たぶん明日には
この気分もおさまってる
だろうと
あたりをつけ
ひたすら目を閉じ
やりすごす
けど
明日の今も明後日も
この気持ちは
永遠で
ずっとなくならないと
信じてしまうような
そんな日に
わたしは
多くのことを
とりこぼしてしまう
だから
“すべてを台無しにしてはいけない”
そのことだけを
どうにか
覚えている
どんなに頭が一杯でも
できる限り
とりこぼさないように
※※※※
あとになって、しなければよかったとわかるようなことが、どうしても必要なときがあります。そんな時は、過去から未来へと一本線をひき、その先にいる自分を思い浮かべて、「はたしてそれが必要か」考えます。
けれど線はその時の意識により違う方向に進みます。脱線してうまく繋がらないときがあります。
そんな時のために、考えないでただこうすればいいということだけ頭の隅っこにメモを残しておきます。
灯台がそこにずっとあり海を照らすように、ただ普遍的にあることを願って。
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