第3話 はちみつの日/『休憩ハラスメント』

定期的に脳が甘味を欲する。砂糖は罪悪感があるし、人工甘味料はわざとらしい甘さが鼻につく。そこではちみつの出番。

「蜂の気持ちになってみろ。せっせと働かされ、搾取され」

喫煙休憩三昧のくせにおやつ休憩を邪魔する上司。こいつへのストレスのせいで、優しい甘さを求めていることを自覚した。




◆8月3日は「はちみつの日」/2023年8月3日作

#140字小説『休憩ハラスメント』

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