第9話ノストラダムスの大予言!

「そ、そうなんですか先生!」ケンタの恩師篠山静夫教授(ササヤマ シズオ)は奇想天外な思考を持ちその影響でオレの思考は笹山教授を尊敬しているだけに真似ているし、そのインフルエンサーに翻弄されている。

「でも先生、1999年7の月、恐怖の大王が降って来る!のに全然降って来なかったんじゃ無いですか?」篠山教授に詰め寄る!呆気に取られポカンと口を開けて一里山を見返した篠山が、スローなテンポで言い聞かせる様に語り出した。

 教授は、裏六甲外語大学の講義が無い時だけに現れる。

「まあ、そうですね。」丸い銀縁がキラリと光った。

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