第34話
最初に行った心療内科では「うつ病」「パニック障害」と診断されました。次の精神科では「統合失調症」「適応障害」。次は…、
こうやって私は両手の指全部より多くの症状と診断されてきました。そして今は「解離性同一性障害」。つまり「多重人格障害」ですね。
うん、両手じゃ足りない症状はみんな他の人格達がそれぞれ患っている症状ですよ。
現在も絶賛治療中です!
全部主治医がそれぞれの治療を行ってくださってますよ。
そもそも私の症状って心療内科じゃなくて精神科なんですよね。最初から間違ってた!!
誤診もザラにありますね。診てもらう医者それぞれが毎回違う診断をしてしまってましたね。
正しいけどちょっと間違いみたいな…。
その時の人格によって違うからね…。
「摂食障害」「不眠症」「パニック障害」「適応障害」…まだまだ治療しなければならない症状はたくさんあります。
他の多重人格障害の方々は他の人格達は違う症状は抱えていらっしゃらないのかな?
私の場合はこれでもか!というほど症状抱えまくりなんです。
そりゃ器である『私』は負担が大きいですよ。たくさんの人格達が存在するだけでも大変なのにそれぞれの人格達がそれぞれの症状を抱えているのでね。
そして器に影響が出てくる。負担が半端ない…。
時々「私、大丈夫かな?症状酷すぎて死んじゃうんじゃない⁉︎」と心配になります。
本気で心配になりますよ。人格達が表に出てくるだけでも頭痛と全身の硬直があります。どうにかすると記憶もなくなります。
記憶がないのが一番怖い!!何しでかしたの私!?
となりますから…。
正直さまざまな症状が出るより記憶がなくなる方が一番精神的に辛いですね。
身体に出る症状は薬がありますけど、記憶がなくなるのはどうにもならないので…。
なんかあっても病院行けないし。
なんたる不便!!でもいい加減慣れた…。慣れるしかなかった。
長く付き合ってきた症状ですし長く付き合っていかなきゃならない症状なので気長に治療頑張ります。
頑張ってくれているのは主治医ですけどね。
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