第10話
前回の続き
「家族はどうやっても家族なんで。とりあえずそこは変わりません。今はお互いに距離をとることにしました。」
「そうなのね、まぁたまには距離を取ることも大切よね」
「はい!」
「じゃあ、辛いことあったし、今日は唐揚げにしましょう」
「最高すっね、あの最高。ついでに頼みが」
「なぁに?」
「写真撮らせてください」
「私の??」
「はい!!」
「いいけど、私のでいいの??」
「はい!!全然OKです。」
待ち受けにしよう。
俺はそして、優の母親の写真を逐一家族に送った。
まだ家族の話は続きます。
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