第17話南海トラフ大地震
「5メートルの津波と言えば、JR三宮駅から延びている鉄橋スレスレの下に波が来るし、新幹線の新神戸駅の足下スレスレまで波が及んで来る筈。」
「今来たら死ぬね。泳げないもん」
「・・オ?」
「ナオってば!どうした!?」怪訝な面を浮かべて「今日泊まる?神戸に。」
「それとも岐阜に帰ってキラキラ行こうか!?」しばらく考えてコクリと頷いた。
このまま神戸にお泊まりして、神戸の夜景を観てみたい100万ドルの夜景だもの、でもイベントが一杯の亮一さんとキラキラに行きたい!
としたら・・・、亮一さんとキラキラに行きたいの勝ちね!「岐阜に帰る、キラキラに行こう!」亮一の言葉が耳に入った刹那、だから気の置けない男!だから好きになっちゃう!目一杯笑顔になった!屈託の無い笑顔だった!
亮一がもコモコのダウンジャケットを羽織る直美の笑顔を観たとき亮一の腹の中にあった怪訝な思いは、秒殺で吹き飛んでいた。
岐阜のキラキラが終わり、寂しくないクリスマスの朝・・・。
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