弓矢 ルイ

辻田鷹斗

プロローグ

黒井ルイ。現在大学3年生である。双子の”解”と暮らしている。ごく普通の暮らしで平穏である。しかし、ルイはそんな現実に嫌気をさしていた。大学には春から通わず、友達とはプライベートでは遊ばないぐらいの浅い関係。恋愛もこれまでしたことがない。ただバイトを週3日する。それ以外は買い物や外食、家の掃除などと何の変化もなく日々過ごす。将来は人助けをする仕事をしたいと願うが、自信が持てず挑戦すらしていない。

これでよいのだろうか。

果たして、そんな嫌気をさしていた日々を解放してくれるほどの報いを受けれるのだろうか。”弓矢”と”手紙”はある自宅に届けられようとしていた。翌日、これから自分に起こる未来がすべて変わろうとしていた。

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