第7話 解離性障害と診断されました。

こんばんは。

あっ、えっと...この本の作者のルーナです。

他の人格ではなくて、本人です。

ここまで読んで気づいた人もいるかもしれないですね。

今日、2023年7月28日の金曜日に診断されました。

『解離性障害』です。

解離性障害を簡単に話すと、極度のストレスによって起こる障害のようです。

症状としては体のふわふわ感、幽体離脱や自分が自分ではない症状を解離と言うそうです。

そして、数十分の記憶が消えてしまうことも解離だそうです。

最後に、自分の中に人がいてその人たちが別人格として外の世界へ出ている状態も解離です。

そして、なぜ私が解離性障害になった理由は何かというと、お母さん怒らないでそして自分のことを悪者だと扱わないでと言わないでくださいね。

あなたのことを責めているわけではない。

ただ、これはきっと事後報告になるのでよく聞いて下さい。


理由は、家族です。

今までの何もかもが蓄積されて私の中に残り、そして壊れてしまった。

ダムが決壊したようなものと思って下さい。

この問題に私は向き合ってきました。

でも、向き合えば向き合うほどに私は壊れていきました。

お母さん、ここでも沸点を沸かして怒らずに聞いてください。


私はずっとお母さんの心配やヒステリーに近い情緒不安定になる瞬間や公務員になりなさいという言葉でお父さんと喧嘩になる時も怖かった。

全部、私のせいだって分かっていたから。


お母さんの気持ちを逆撫でしないように、頑張って取り繕ってきました。

お母さんはもしかしたら、あたし達の方があなたのことを考えて行動していたとか気分が悪いとか言うかもしれません。


それでも、私はお母さんとお父さんの前では笑顔でいました。


でも、お父さんにお母さんのことを相談しても意味ないって知ったんです。

それは、お父さんは怒ると怖いことも知ってたし、お父さんがお母さんはああいう人だからとか、特性だからとか言うのも知ってます。


だから、私たちは家族だけど、だけど...お父さんとお母さんを信用できなくなりました。

ごめんなさい。


それから、朝になると決まって自分ではなくなるんです。

別人格が現れています。

それを隠すために、北側の部屋にいました。


家族には言えないですけど、私は自分を保とうと必死でした。

そのため、ある日記に自分と人格の日記を書くようになりました。

だけど、書いたことは覚えていません。

書いたことを知るのはずっと後になってからです。


それに、薬を飲んだこともご飯を食べたことも忘れてしまいます。

だから、携帯に出来るだけ他の人格と共有できるようにメモを残していました。

だけど、メモをすることも忘れてしまいます。


だから、音楽も同じ曲を何度も聴いたり、本も何度も読みます。

だって、一度読んでも忘れてしまうからです。

でも、辛い記憶はいつだって抹消は出来ません。

私は母の言う『切り替えろ』『切り離せ』その言葉は無理なんです。

そして、1番私があなたの言葉で嫌いだった言葉は2つあります。

ひとつは『機嫌悪いの?』です。

機嫌が悪いのではなく、体調が悪いんです。

意味合いが全然違います。

お母さんにとって意味合いは一緒かもしれません。

だけど、私にとっては同じではありません。

全く別のものです。


そして、もう一つは『次いつ公務員試験受けるの?』です。

私はもうこの先も公務員試験を受けるつもりはありません。

私は農業をやりたいんです。

あなたが許さなくても、お父さんが許さなくてももう関係ないんです。

就労移行の職員さんも言いました。

『あなたの人生なんだから、あなたの人生を歩んで良いんだよ。お母さんの言うことなんて聞かなくてもう良いんだよ』

私はすごく嬉しかったし、私にも味方がいたんだなと思いました。


だって、お母さんはお父さんの幸せを祈ってて、お父さんはお母さんが大事だって知ってるから。


もう、私に居場所も味方も家にはいないことを知っちゃったから。


だから、私は家族と離れるために家を出た方がいいとも主治医に強く言われたので、私も元々出る予定だったので、近々出ます。


事後報告になってしまってごめんなさい。

でも、家にいると解離が酷いので、出るしかないんです。

家にいると違う人格が出てきてしまうので。

落ち着かないんです。


だから、グループホームに入るまでですが、お世話になります。

そして、これがもしpixivファクトリーで本にした時には、どうかお母さん怒らないで読んで下さい。


長くなりましたが、作者のルーナでした。


これから先も私と他の人格が出てくるので、すみませんがよろしくお願いします。

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