五章α:『しーん…』

 なんか…ユニークスキル…強いのか弱いのかよくわからないなぁ。まあでも、とりあえず使ってみようか。

 「魔法瓶作成‼︎」しーん…「魔法瓶作成‼︎」しーん…「魔法瓶作成‼︎」しーん…

 出ない…どうやってつかうんですかー?「まずは瓶召喚、次に入れたい魔法の詠唱。そして、クローズ!とその瓶に言う。瓶を召喚した時落ちていくから先に作業台召喚してね。」なるほど…。そいえば言葉が上手になられてますね…無視ですか。

 「それでは、作業台召喚‼︎」ぶぉん「すごい!浮いてる…とにかく次!瓶召喚‼︎」ぶぉん「おおー試験管みたい。それでは…」

 夜の闇に溶け込まれ 夜の光を見ること有らず 我幻想の光を追いかけて 見つけた私の讃歌の光 我の内に秘められて この世思えぬ頂を与え給え 

 「φωτοβολία(フォトボリア)‼︎」それでこれを瓶にかざすと…入った。すごい!ではあとは…「クローズ‼︎」よしよし1瓶完成。もう一個作ろうかな。

 夜の闇は夜より暗く 夜の光望むこと有らず 闇の宴に取り込まれ 影人のごとく躍り舞え

 「αποκατάσταση του σκότους(アポカタスタシ トウ スコトゥース)‼︎」「クローズ‼︎」


・φωτοβολία=発光

・αποκατάσταση του σκότους=闇の回復

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