俳句の読みのエピソード

紅紫あやめの作品で紹介。


「花冷のキッチンカーにバイト来る」という俳句がある。

(季語は、花冷。桜の咲くことに気温が下がること。)


読みとして、

・バイトが来るぐらい繁盛している、忙しいキッチンカー。

・花冷だから温かい物を扱っているキッチンカー。

というポジティブなイメージ。


紅紫あやめとしては、

・花冷になっちゃって、今日はそんなにお客さんが来そうにないのに、バイトの子が来ちゃった。。。どうしよう。

というネガティブなイメージ。


このように俳句から広げる想像がいろいろあることも楽しさである。

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