なにもしないためならなんでもする
あるいは彼は何か重いものを抱えているのかもしれない
でもたぶんそういうことじゃなく
本質的にただただ保守的で変化を好まないのだろう
だけど世界の本質は変化にある
だから僕らは置いてきぼりを食らって
世界への憎悪は止まらない
例えば俺はいち同性愛者として
同性婚は必ず実現されるべきだと思う
マクロに言えば差別は絶対にあり得ない
そこは揺るがない
でも、もっとミクロに、プライベートに言えば
日本で同性婚するより外国に行った方がいいと思う
“何が差別になるのか”からそもそもわかってない国より
しっかり取り組んでいる国に行った方が
あるいはあなたは“何が差別になるのか?”と
俺に質問してくるけれど
でも、あなたはもう大人なんだ
あなたは何らかの疑問が頭に浮かんだなら
自分から調べに行くべきだ
自分の頭で考えて自分で学ぶべきだ
人から聞くことも大切なんだけどね
でも、あなたはもう大人なんだ、
なんて他人に言われたら、嫌だよね
勉強しろなんてウザいよね
だから本質的に保守的で変化を好まないのだろう
いや、右翼とは学ばない人たちなどではないのだけど
みんなネトウヨちゃん
だからこそ、保守的で変化を好まない
だけど世界の本質は変化にある
だから僕らは置いてきぼりを食らって
世界への憎悪が止まらない
“あなたはもう大人なんだ、とかマジウザい”と
よって問題提起をしたら
“どこそこの国よりはマシだ”
そうやって“このまま”
改善されることはない
“保守”とは何だろう?
みんな何を保って守っているのだろう?
保守とは、歴史の叡智に基づく永遠の微調整
良いものと悪いものを区別しながら伝統を大切にすること
などではない 今となっては
それは“懐古“
ある一つの時代の栄華を切り取り続けること
オレンジ色の夕焼けの世界を保って守っている“だけ”
それが、保守
今となっては
だから時代は進むものであるという理解がそもそもできない
でも、あなたはもう大人なのに
でも、そんなの嫌だよね
勉強しろなんてウザいよね
自分のことを成熟しきった大人だと思っていればいるほど
“もしかしたら自分は間違っているのではないか?“なんて
嫌だよね
だからこそ僕らは
何もしないためなら何でもする
勉強しろなんてウザいよね
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