第2話

 夏は熱く、また寒いとも思う。

 ナゼかと言えば熱に浮かされた若者が自身の可能性を盲信し、様々な挑戦をして多種多様な黒歴史を量産するためである。

 そして、ひぐらしが鳴く頃には徒労感と寒々しい後悔が残るだけである。

 しかし、その苦しい思い出も時が経てば良い思い出に「発酵」する事もあるから人生は面白いと感じる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る