学年一の美少女に嘘牛を口にさせられた俺、翌日もう一度来てもらって本物の牛肉をお見せする

 クラスでも目立たない陰キャ高校生の岡山 二郎は、ある日の放課後、学年一の美少女である糸見 音美から教室に呼び出される。

 クラスの全員が放課後の教室に集まって開かれた定期試験のお疲れさま会に、音美はSNS上の懸賞で当てたグルメバーガーを全員分用意していたのだ。

 最高級の神戸牛100%、究極のパティを使ったという高級ハンバーガー。それをクラスメイトらが絶賛する中、教室の隅で不機嫌そうな二郎に音美は声をかける。

 二郎は「言葉でいうのは簡単なんだが」と少し悩んでみせた後、翌日の同じ時間、また教室に残るように音美に告げた。

 そこで明かされる驚愕の真実―――。


 高級牛肉だと偽り、牛脂を混ぜた羊肉を使っていた悪質詐欺業者に奪われた個人情報を取り戻すべく。

 二郎と音美は、勝てばどんな願いでも叶うという闇の料理大会に挑むことになる。

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