第31話羽弦のパチンコ四方山話1

初めてパチンコを打ったのは18歳の時。

パチンコとはどういうものなのか?1000円持って打ってみる。

それは、現金機の寛平笑劇場であった。

おじさんに教えてもらい、両替機で500円玉にして、打ってみる。

すると、投資500円でバナナが揃う。

隣の常連客に、打ち方を教えてもらいドル箱一杯に玉が出た。

そして、交換して500円が5000円になった。

これで、パチンコにはまってしまう。


バイトをしていて、あの頃月63000円の給料で、熱帯魚代や彼女との遊び代にしていた。

そして、残りはパチンコ。でも、5000円負けたら、悔しくて悔しくて夜も眠れなかった。

いつか、大人になって給料をもらったらパチンコで一万円使いたいと願っていた。

大学生の時はバイトを3つ掛け持ちして、学費の為に貯金していたが、全然足りない。

仕送りは無い。

生活するのがやっとで、安酒飲んだり、たまにはパチンコでストレス発散しなければと、パチンコを打っていたが、何故かコンスタントに勝てた。

釘調整、パターンのデータ取りで生活費を稼いでいた。

それから、大学は中退して社会人になるのだが、どの職場にも酒仲間とパチンコ仲間はいた。


パチンコは無機質な僕の人生に、彩りを添えてくれた。

嫁さんはパチンコメーカーの社員。

パチンコと縁のある人生だ。

今は、たまに甘デジを触るくらいで、ミドルタイプは絶対に打たない。

次にパチンコ屋に行くときは、Pファンキードクターが設置されてからだ。

90年代後半からのパチンコ機種の紹介をしているが、僕が1度でも打った機種のみ紹介している。

全部書いたら、2000年代初期までは書こうと思う。


僕とパチンコの縁の話しでした。

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