第6話
その日、突如連絡が来た。
「えっ、本当ですか?」
「どうしたの?お兄ちゃん」
「冤罪発覚したって」
「本当に!!」
「うん!!」
「良かったね、お兄ちゃん!!良かったね」
自分のことように喜んでくれる妹
本当に、妹には助けられた。
「ありがとうなぁ、ずっと支えてくれて、信じてくれて」
「当然だよ。例えクラスメイトやあの女が信じなくても私は信じてるから」
ーーー
次の日、そのことをクラスで言われた。
俺は一斉にクラスメイトから謝罪された。
元カノからも
「本当に、本当にごめんなさい!!」
泣きながら謝罪された。
けど、許す気にはならなかった。流石に限界を超えた。ありえないことが起きるほど
それに許しても仲良くする気はない。
【あんな奴と付き合ってたのが、人生一番の失敗よ!!】
「・・・ごめん」
「そ、そうよね。でも、貴方に許して貰うために私頑張るから」
そして、私の方に行って、私に受け止めて貰う前提でぶつけている。
それも、俺なんだけどな。
ーーーーーー
ーーー
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます