第一話 美少女との出会い
ある、寒い日の朝。僕は今日も学校に行かなければならなかった。布団から出るのはとてもつらかった。出たくなかった。学校をさぼろうとも思った。そう思いなにげなく窓の外を見ると人がいた。僕の家は一軒家で僕の部屋は2階。階段を降りて、窓の外を見るよりこっちからの方が見やすい。あの人は見たこともない人だ。だけど僕と同じ学校の制服を着ていたので、僕の学校の生徒だということは分かった。なぜ、僕の家の前にいるのか。その理由が全く分からなかった。僕、何かやらかした?
一番謎なのがまだ朝の六時だということ。学校への登校時間は8時。しかも今日はちょっと暗い。
そう思いながら見ている時だった。その人の後ろに黒いパーカーを着た明らかに不審者の男の人がいた。だが、その人は気づいていない。僕は直感でヤバい状況というのが分かり、50段ある階段を必死で駆け下りた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます