第25話
過去編
我慢の限界が来てしまった私は、
落ちると案外怖くなかった。どうせ希望もない。今日も嫌な親の顔を見なくて済むと思ったら、
「・・・っ!」
そんなことを思っていると私に誰かが抱きしめてくれた。
ーーー
「だ、大丈夫ですか!!」
彼のおかげか、せいかは今はいい。とりあえず彼によって彼コースが変えられて、木にひかかった。
「君の命貰ったから。俺のもんだよ」
彼はそう意味のわからないことを言っていた。だけどそれは本当は
私は彼のものに、彼のメイドになった。
ーーー
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