第11話 ダンジョン
旅支度には、町が欠かせない。食料も装備も薬も。とにかくこの先にあることを祈ろう。
アイズ🐕の見ている方角、何かあるぞ。
【ノア…えーと、ノアさん。アイズ🐕の見てる方角に何かあるか解りますか?】
【もう、レイヴァス!!普通に話して。さっきまでと違うじゃん】
それは、あなたが素敵すぎて…見れないのです。
【レイヴァス、あの方向だろ?確かに何かあるな。この装備だと暫く戦ってると、ヤバいな】
【剣だけでは不安だな。弓もほしいな】
【ノア、弓使えるか?】
【ドレイク、ボーガンタイプ?】
【どんなのでもいいが、使えたら遠方から援護してもらえる。助かるが、無理にとは言わないよ】
【大丈夫!!!多少ならボーガンタイプ使える】
【おい。ドレイク。お前何故普通に?】
【そろそろ慣れろ。お前が純情過ぎるんだ】
【解ったよ、どストライクなんだから!!!】
ワンワン!!!アイズ🐕何か感じ取ってるのか?
【ダンジョンだ。追ってから逃れるにはちょうどいい。入るぞ!!!】
大陸に繋がってるか、行き止まりか解らないが。
とにかく目くらましにはなる。
【ノア、寒いかも知れないが、次の町で厚手のコート買うから、暫く耐えてくれ】
【大丈夫。アイズ🐕抱っこしてるから。暖かい!】
アイズ🐕羨ましいな。
※ダンジョン内部※
【暗いな、それに何とも言えない冷気だ】
【レイヴァス、ノアの手を繋いで話すなよ】
それは、嬉しいが。どうした?
【何かあるのか?俺には感じないが】
ワンワンワンワンワン!!ウーーーーーアイズ🐕
【ヤバい。そうとうヤバいぞ。これ…】
ドレイクがこんなにも警戒って、何がいるんだ?
【危ない!!】
ドレイクが咄嗟に、ガード。それでも、吹っ飛ばされた!!とんでもないパワーのモンスター?
【ドレイク、大丈夫か?】
【俺のことはいい!ノアを守れ!】
…………………ウォールカーテン………………
【私の後ろに入って!!アイズ🐕もお願い】
ノアが青いシールドを。その瞬間!!衝撃💥が、凄いパワーだ!ノアのおかげでダメージ受けてないが。
【あと何回か防げるから。ドレイクは?】
【ノア、ドレイクにポーション使う。もう少し頼む!!】
………………ポーション………………
【ふー、助かった。ノア、すまない】
【良かった~。次の衝撃💥きそうだよ!!】
凄い衝撃💥、この威力は…何がいるんだ?
【次、防ぐのは無理かも…】
【ノア、俺が出る。ドレイク、アイズ🐕と下がってくれ】
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