刹那の再会を終える


「あっちぃ····」


見上げた太陽が目に沁みる。そんな俺の背中に、激突してくるバカが1人。ゾワッと走る悪寒は慣れない。


「イッテェ····」


俺が心臓を握ると、お前はニカッと笑って消える。

もう来年は来ないから。俺、他に好きな人ができたんだ。

背中を押してくれてありがとう。もう大丈夫だよ。


୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧


こっこ様より

『泡沫の夏』をお題に


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