刹那の再会を終える
「あっちぃ····」
見上げた太陽が目に沁みる。そんな俺の背中に、激突してくるバカが1人。ゾワッと走る悪寒は慣れない。
「イッテェ····」
俺が心臓を握ると、お前はニカッと笑って消える。
もう来年は来ないから。俺、他に好きな人ができたんだ。
背中を押してくれてありがとう。もう大丈夫だよ。
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こっこ様より
『泡沫の夏』をお題に
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