第3話  記憶

 私が転生したのかもしれないこの世界は、私が前世で1番好きだった百合小説の名前で、本当の名前は『Secret Honey Flower』略して『ハニフラ』。お嬢様達が通う女子校を舞台にした物語。


 ハニフラはネット小説で、私が死んだあの日はハニフラの第二章が投稿される日だった。城ヶ崎美波は第二章から登場するライバルキャラで、主人公の『如月 香澄』(きさらぎかすみ)の幼馴染。


 香澄と美波は幼少期を一緒に過ごしてて、美波が11歳のときに家庭の事情で海外に引っ越すまでは、毎日一緒に過ごすほど仲がよかった。


 その後2人は5年後に再開を果たす訳だけど、そのとき香澄には想いを寄せている人がいて、しかもそれが女の子だった。 


 そのことを知った美波は、香澄のことを諦めることができず香澄の想い人である『一ノ瀬 唯香』(いちのせゆいか)のライバルキャラとして登場するってところまでは読めたけど、それ以降はどんな内容かわからないな〜。あ〜続きが読みたい〜!!


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