42 中級スクロール職人 4
工房でキルはゼペックに新しいスクロールの作り方を教わっている。
「キルさんや、キルさんは中級のスクロールを9個と初級のスクロール1個作れる魔力量がある様じゃ。」とゼペックは昨日のキルの様子から推測をした。
「それでじゃ、まずは中級の魔法スキルスクロールのファイヤーボム、クリスが買ったスクロールじゃ。紋様を覚えているかえ?」
「ハイ!ゼペックさん。覚えています。」
「じゃあやってみよ。」
「ハイ。」キルはファイヤーボムのスキルスクロールを作ってみる。強い光が当たりを包み光がおさまるとファイヤーボムのスキルスクロールが完成していた。
「できているか確認じゃ。」
光がキルの中に入って行きキルはファイヤーボムを覚えたのだった。
「次はストーンショットのスキルスクロールじゃ。できるかな。」
「ハイ。できると思います。」キルはストーンショットのスキルスクロールも作ってみた。そして検証する。光がキルの中に入っていく。
「試し撃ちをしておいで。」
ゼペックの指示に従い裏口から出て無難なところに試し撃ちをしてみる。キルは確かに2つの魔法を使える様だ。魔法を使う事によって魔力が消費されているはずだ。
工房に戻りステータスを使って確かめてみる。
ステータスのスクロールに文字が浮かぶ。
ステータス
キル 人族 14歳 討伐経験値 130 討伐レベル 13 (0/10)
職業(ジョブ) 中級スクロール職人 レベル13 (7/10 スクロール作成経験値 127)
初級剣士 レベル6 (0/10 剣士討伐経験値 56)
HP 100/100 :(100+10 )× (14/20) +13+10
MP 120/200 :(100+10 )×(14/20) +13+10 +100
EP 120/200 :(100+10 )×(14/20) +13+10+100
回復能力(HP、MP、EP) 休憩 1時間で1/5回復
睡眠 5時間で完全回復
攻撃力 103 : 100×(14/20) +13+20
防御力 83 : 100×(14/20) +13+0
腕力 93 : 100×(14/20) +13+10
知力 193 : 100×(14/20) +13+10+100
器用さ 303 : 100×(14/20) +13+20+200
素早さ 93 : 100×(14/20) +13+10
走力 83 : 100×(14/20) +13+0
耐性 物理 レベル1
毒 レベル1
ギフト(才能) スクロール職人⭐︎7
ジョブスクロール 剣士⭐︎1
習得スキル 魔法 クリーン ストーンショット(土) ファイヤーボム(火)
アーツ (剣士)飛剣撃鎌鼬
索敵 攻撃力強化 防御力強化 腕力強化 素早さ強化
魔力を80消費していた。多分スクロール作りに20づつ、魔法の発動に20づつかかっているに違いない。まだ6この中級スクロールを作れるに違いない。
防御力、腕力、素早さの強化のスキルスクロールを作りストーンショット、ファイヤーボムのスキルスクロールを作る。そしてストーンショットの魔法スクロールを2つ作って魔力が切れた。
魔力を回復すればもっとたくさんスクロールを作ることができる。
魔力回復薬をたくさん買って来て魔力を回復すれば良いんだと気がつくキルであった。
「キルさんや、スクロールの値段は魔法スクロールは使い切りだから普通の3000カーネルから強力で人気のある魔法は5000カーネル。
スキルスクロールは80000〜10万カーネルじゃ。在庫もたくさんできたしキルさん知り合いに売っておいでよ。値段は崩してはいかんぞ。スクロール職人全員が迷惑するからのう。それと生産者ギルドの買取価格は半額じゃ。じゃがいつでも買い取ってくれるわけでは無い。ギルドにも在庫が余っておるからのう。わかったかえ?」
「わかりました。」キルは魔石の引取り価格と販売価格も倍だなあと思い出していた。
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キルの財産
金 505000 カーネル。
蝋皮紙279 枚、ゴブリンの魔石 21 ライガーの魔石 4
スクロール: ストーンショット21 ステータス3 ヒール4 攻撃力強化1 防御力強化1 素早さ強化1
スキルスクロール: 攻撃力強化2 防御力強化2 腕力強化2 素早さ強化2
ストーンショット1 ファイヤーボム1
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