告白
まさか、キミに見られるなんて!
黒板の
相合い傘を 書いてみた。
三角傘の 左右には
キミとボクの名前を書いて
みようと思ったところへ キミが!
放課後の教室
誰も いないから
そっと
黒板の
相合い傘を 書いてみた。
突然 開いた扉から
キミが
こちらに近付いて
戸惑う ボクに おかまいなしに
ボクの手からチョークを 奪ったキミが
傘の下に書いた名前は
ボクが 書こうとしていた名前
驚く ボクに おかまいなしに
ボクを そのまま 置き去りにして
キミは 黙って 教室を出た。
黒板の
相合い傘に 記された
キミとボクの 名前が並ぶ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます