トリスの園芸研究会

第10話ハイビスカス

夏を代表するハイビスカスですが、夏以外でも春、秋も楽しめる非耐寒性常緑低木です。

暖かい地域では地植えで楽しめますが、大抵は鉢植え。

花言葉は、「新しい恋」です。

一万種くらいあるハイビスカスですが、

オールドタイプ、コーラルタイプ、ハワイアンタイプの3つに分けられます。

オールドタイプは在来系で耐寒性に優れて、初心者向きです。

コーラルタイプは、寒さに弱く、垂れ下がるように花が咲き比較的育てやすいです。

ハワイアンタイプはニュータイプとも呼ばれて、観賞用として人気があり、赤、オレンジ以外にも青や紫の色があります。

ハイビスカスは苗で販売されているので、市販の培養土で植えても大丈夫です。

夏は水やりを2回たっぷりと。朝と夕方に。

11月頃からで少なめに。表面が乾いたら与える程度で。

5月から10月に肥料を2ヶ月に1回程度で与えます。

マガァンプなどが良いでしょう。

花がらは摘みます。

病害虫は、ハダニとアブラムシです。水やりで幾分か予防出来ますが、もし見つけたら、市販の園芸用殺虫剤で除去します。

花が終わったら10月から11月に剪定をします。強剪定の場合は3分の1程、枝を残して剪定します。もし、心配なら弱剪定で樹勢を整える程度、剪定しましょう。

寒さ似弱いので、11月になったら室内に。

根腐れ防止に、春頃に鉢植えの場合は植え替えが必要です。

一回り大きい鉢に植え替えしょう。

株を増やしたいなら挿し木で増やしましましょう。

砂、バーミキュライト（蛭石を焼いたもの）を混ぜた床に挿します。

だんだん、園芸研究会の様になってきました。

では、また、次回。