血を削り出す
短歌です。
「鳩」のつく幼馴染が夕方のニュースで子どもを抱いて喋っている
音楽を届けてくれるAirPodsはケースの閉まる音まで音楽だ
”探す”から伽戸ミナのiPhoneが手元から離れました そのまま進め
落ち椿の腐り方記録係から天界の出世コースがはじまる
あきらめず歌うウグイス見習って多摩川の土手でサックスを吹く
美術室の金太郎飴イーゼルは 多様な世界の土台は同じ
まっしろな長方形の舞台上で呻いて喘いで血を削り出す
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます