触れてはいけない……ロボットもの。

 それを言っちゃぁ、おしまい?のエピソードで、おちゃらけ形式で取り上げましたが……


 ロボット兵器(いわゆるモビルスーツの類い)って、ホントに兵器足り得るんですかねぇ。


 ・企画、設計

 ・製造

 ・パイロットの育成

 ・メカニックの育成

 ・専用兵器の開発、製造

 ・専用ソフト開発

 ・動力部の開発、製造

 ・周辺機器の開発、製造

 ・運用艦艇の開発、造船

 ・気の遠くなる試作、実験、修正


 わざわざ「人」に似せた兵器って、ホントに実用的なんでしょうか?人と「同じように」動く兵器……。


 コストかかりすぎじゃねぇ……。


 んまぁアニメだから、歩いたり走ったり、ちょっとしゃがんだと思ったら、伸び上がって空を飛ぶ……さらには、水中に潜ったり、砂の中を移動したり……宇宙空間ですっげ〜自由に動きまわったり……。


 いやいや、冷静になりましょう……無理、ムリ、むりでぇ〜す。


 まず、自立歩行が困難でしょう……図体デカくて重いロボット(モビルスーツ)が立って、歩くなんて……「歩いた」ってリツコさんも驚いたじゃないですか。


 そして、飛ぶ?はぁ?

 ロケットだってそのほとんどが燃料なんでしょ?……あんなかっこいい「機体」のどこに勢いよく飛び上がって、飛行を維持する燃料があるの?


 しかも、その状況で戦闘するわけじゃん……機体の手足すっげー動かして……飛行してる状態で……はいっ無理です。


 ロボット(モビルスーツ)のような「精密機械」にとって、水や砂は大敵でしょう。


 いくら防水、防砂対策が施されていたってメンテナンスが大変だよぅ。


 宇宙空間だって、右も左も上も下もわからない、ほとんど真っ暗な世界でどうやって戦闘するの?……姿勢制御大変だし、推進するのだって膨大なエネルギーが必要でしょ?……しかも、それを誤ったら宇宙の果てに飛ばされる可能性だってあるわけでしょ?


 全部「核エネルギー」とかで丸め込むんですかねぇ。


 背中に「核」がある兵器にあなたは乗りたいですか?


 おそらく、何十万点いや、何百万点の部品点数のロボット(モビルスーツ)兵器をメカニックが「チッ、だっりぃ〜なぁ」なんて文句言いながら油挿して、スパナとレンチで整備するんでしょ?


 大変ですね。


 パイロットの育成も大変そうですねぇ……才能ある人はいいけど、そんなの少数……んじゃと強化人間育成?……また貴重な人命が失われ、コストがかさみますな。


 んじゃ、ロボット(モビルスーツ)の操縦をロボット(これまた人に似せたAIロボット)にしよう……お〜〜っ!


 ついでに、整備もロボット(これまた人に似せたAIロボット)に任せよう……お〜〜っ!


 ん〜、なんともマトリョーシカ的発想……。


 えっ?合体ですか?


 それこそムリじゃねぇ……。


 私が敵だったら、合体するとこガンガン攻撃しますけど……死にたくないもん。


 飛行してる状態で合体でしょ?あれだけの図体の飛行を維持する飛行速度って?……それぞれの相対速度とか諸々……そんな複雑な計算「よし、合体だ!」ガシャンガシャンなんてすぐできないでしょう……。


 宇宙空間ならもっと複雑怪奇……。


 運用艦艇(ホワイトベースとかアークエンジェルとか)だって、それこそ天文学的なコストかかるでしょ。


 身を守る為に武装しなきゃ(ミサイル、主砲、ローエングリンみたいな)ならないし。


 その艦艇にもいろいろ「?」が……。


 パッと思いついただけで、こんなにも懸念材料……。


 国が潰れますな……。


 子供の頃には、なんとも思わなかった事も大人になると……「疑問」が見えてくるもので。


 それが、いいのか…悪いのか……。


 兵器マニアや、その筋に詳しい方々からすれば……


「お前、さっきからなに言ってんの?これはこうだから、こうすれば、こうなって、こうできるんだよっ!ばっかじゃねぇの!!!」


 はい……ばかですみません。


 ちょっと思いついたので、書いてみました。


 でもロボット(モビルスーツ)兵器って、ホントに兵器として有効なんですか?


 ロボットアニメとか全否定みたいで、あれなんですけれど……。


 今回は、ここまで。


 次回は……そろそろネタ切れ?


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