えっ!もう終わりですか?
いえね、てっきり分割4クールだと思ってたんですよ。
2022年10月からファーストシーズンやって、1クール休んで2023年4月からセカンドシーズンやって、また1クール休んで、10月からサードシーズンやって、1クール休んで、2024年4月から最終シーズンっだって思ってたんです。
そりゃ、ガンダムマニアの方からすれば「2クールな事も知らねぇのかよ、このにわかがっ!」ってお怒りかもしれませんが……
えぇ……知りませんでした。
んじゃ、ストライクとストライクフリーダムの違いを言ってみろよって聞かれても……
「知りませんっ」って堂々と答えますよ。
その程度の人間です……。
私のガンダムに対する立ち位置は、また別の機会にお話しします。
で、水星の魔女ですよ。
ガンダムですよ……超メジャーコンテンツのあのガンダムですよ!
巨匠トミィ〜ノ氏が君臨する、ご意見する事もはばかられるガ・ン・ダ・ムですよ。
制作スケジュールも余裕、予算も潤沢、エアリアルや他のモビルスーツのガンプラでガッポガッポ……テレビ局だって「4クール分の枠用意してますっ」って万全の体制。
Z世代をメインターゲットに、OP、ED楽曲はその世代にウケてるアーティストを起用して楽曲販売、配信もウッハウハ……。
そう思うでしょう……。
終わっちゃいました。
詳しいストーリーの考証等は、他の方のエッセイをお読みいただくとして……。
ぶっちゃけ、駆け足感は否めないですよねよぇ。
んまぁ、トミィ〜ノさんは名義貸しで、本作には絡んでないんですよね。
ですよね?
舞台は学園……
同性婚……
産まれ育った場所の違いによる格差・差別。
会社同士の覇権争い。
スレッタとはなんぞや……
絶対にいなきゃいけないマスク?仮面のキャラクター。
新しい「風」を取り入れつつ、ドロドロとした人間模様をふりかけ「適度」に死人を出すオールドファンにも「配慮」した展開。
巷の評価も概ね好評……。
よかった、よかった。
でも……どこか消化不足……。
で、ここからは私の脳内妄想が勝手に消化不足を補完します。
あくまで登場する人物、物語は、架空の世界で展開されるものです。
「バカヤローッ!こんなの生温いっ!!」
トミィ〜ノさんの怒号がサンライズに響き渡り、以降彼が強権を発動し、セカンドシーズン終盤のプロット、脚本を変更し、各方面に圧力をかけ、4クールを敢行する……。
「老いたなバカオヤジ……」
医療事故に見せかけ、父デリングを殺したミオリネはベネリットグループを乗っ取る。
シャディク脱獄……しばらく消息不明に。
権力、カネの莫大な力に酔いしれ、溺れるミオリネ……学園を退学し、立ち上げた会社を一方的に解体……以降、スレッタ達と疎遠になる。
ミオリネの行動に疑念を抱き始めたグエル、オリジナルエラン、そしてシャディクは共闘関係を結ぶ。しかし、それを察知したミオリネは、個別に彼らをその容姿、権力、偽りの言葉、そして自身の肉体を駆使し、懐柔する。
結果、3人の共闘は骨抜きになってゆく。
男達を手玉に取ったミオリネは、邪魔な存在だったペイル社のババア達を強襲、抹殺する。
彼女の振る舞いは、より狂気を帯びてゆく。
「はかったわね、ミオリネ・レンブラン!!」
ソーラレイ的なもので水星ごとプロスペラを葬るミオリネ……故郷を、母を失ったスレッタは、ミオリネに対する憎悪を深めてゆく。
この狂行に遂に目を覚ましたグエル、オリジナルエラン、シャディクはそれぞれのモビルスーツを駆り、ベネリットグループ・フロントを強襲するが、彼らの前にミオリネが搭乗するエアリアル・エンジェルが立ち塞がる。
パーメットスコア・ダメージキャンセラーを搭載するエアリアル・エンジェルに蹂躙される3人……。
「パーメットスコア……100だと……」
「ほんと、使えないわね……アンタ達、見た目はいい男だけど、ベッドではまるで役立たずで駄目ね……女ひとり満足させられないなんて……」
男の尊厳を踏み躙られた彼らはなす術なく、散った。
宇宙空間にミオリネの高笑いが響く。
彼女に反抗する勢力はスペーシアン、アーシアン問わず掃討され、宇宙議会連合をも手中にしたミオリネは悪の限りを尽くしてゆく……。
しばらく、残虐描写のエピソードが続きいよいよクライマックス……更に焼け太り、肥大化したベネリットグループ・フロントを攻撃するスレッタと仲間達の艦隊……。
応戦するミオリネの艦隊……互いに無慈悲に命が散ってゆく。
「スレッタァァァァァーッ!!」
「ミオリネーーーーッッッ!!」
遂に相対した最終型エアリアルのスレッタと、更に強化されたエアリアル・ブラックエンジェルのミオリネ。
パーメットスコア1000にまで昇華したミオリネに劣勢のスレッタ……そしてミオリネの刃の切先がエアリアルのコクピットを捉える。
「さよなら……スレッタ……」
「ミオリネ……さんっ……」
死を覚悟するスレッタ。
「大丈夫だよ……スレッタ……」
エリクト「種割れ」……。
パーメットスコアが上昇してゆくエアリアル。
「パーメットスコア……1億ですって……どうして、どうして私の邪魔ばかりするのよスレッタァァァァーーーッ!!」
「ミオリネ、ミオリネ、ミオリネさぁーーーーーーんっ!!!」
エアリアルが輝き、その虹色の光はふたりを包み込む……。
光は収束し、ミオリネは機体とともに消失……スレッタも朽ち果てたエアリアルのコクピットの中で項垂れる……。
崩れゆくベネリットグループ・フロント……。
1年後……。
地球のどこかの牧歌的な風景と田舎道……。
赤毛の少女は陽気な鼻唄を奏で、歩く。
銀髪の少女はワッパに乗り、不安げな表情。
負荷に耐えられず、精神が崩壊した少女。
残虐非道の行いの末、記憶と視力を失った少女……。
すれ違うふたり……。
互いの存在は感じつつも、言葉を交わす事なくすれ違う……ふたり。
かつて愛し、憎み、戦った在りし日も知らずに……。
「おーい」
遠くで赤毛の少女を呼ぶ声……彼女には帰る場所があるようだが、崩壊した精神で幸せに過ごせる保証などない。
一方の銀髪の少女は、何故か溢れ出る涙に戸惑いつつも、ゆく末のわからない道をひとり進む。
救いのないふたりの少女を、残酷な夕日が照射する……。
「いつの時代も……認めたくないものだな……若さ故の過ちというものは……」
遠巻きに伺っていた男が、隣に佇む褐色の少女を愛おしく抱き寄せ、心情を吐露する。
「祝福」が奏でられ、物語は終わる……。
こんなん出ましたけど……。
オールドファンはどこか「安堵」し、Z世代は無慈悲で救われない謎結末に「絶望」する。
SNS上で結末に対する批判が展開されるも、トミィ〜ノ氏の……
「これが……ガンダムだ!!」
若干キレ気味の公式動画コメントにあっけなく事態は収束してゆく……。
しかし「トラウマ」は生き残り、新シリーズの放送までに12年の時を要した……。
脳内妄想……終了〜〜っ。
いかがでしたでしょうか?
えっ、いろんなものが混じってるって……?
はい……混ぜました。
長文、申し訳ありません。
次回は、ちょっとわからない事をお尋ねします。
面白かったら★(ひとつでも)とフォローお願いします。
次作のモチベーションになります。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます