Case2 ノバレス・バクトロ
やあみんな。僕の名前はノバレス・バクトロ。
そう! あのノバレス・バクトロだよ。
……
結構有名なんだけど……知ってるひtそうそうそう! あ〜そう! それが僕だよ!!
あー違う、君じゃなくて、えぇ〜、あーっとこれはなんて言ったらいいんだ。
あー……君が〜…じゃなくて、
今これを読んでる君じゃなくて、そう、君のこと。君っていうのは君のことね。ややこしいな笑 つまりね、君じゃなくて、君の次にこれを読んでる人に言ったんだ。その人が僕のことを知ってたってこと。
ところで、やっぱり君は僕のこと知らない? どう?
まあそうか。意外と名前だけじゃピンとはこないだろうし。うん。
相変異バッタに昆布と牡蠣の合わせ出汁を飲ませたら微量の電力が生まれることを発見した人って言ったらわかる?
そう笑 実はそのノバレス・バクトロなんだ。僕が。
……
知らない…? あはは そうか。まあそういう情報に疎いのかもね。……まあとにかくいいや。
え~と…まあようこそ。とりあえず歓迎はするよ。
……
……あれもしかして君この文が何かもわかってない?
そうか……。それだと余計説明が難しいな。
あ~、一番わかりやすく言うんだったら、今君が読んでるこれは、僕の意識のようなもので、これから君が読ん 読み進めて行くのは、僕の記憶だ。
つまらないことはないと思うから、良かったら読んでって。是非。
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