第22話、ミキの手料理
ソウハルとミキはリビングでテレビを見ながら、将来のことについて話し合ったらあっという間に夕方になってしまった。
ミキ「ねえ、ソウハルさん、今日はうちで食べてよかったら泊っていかない」
ソウハル「ミキちゃん、明日は休みの日だからじゃ、甘えちゃおうかな」
ミキ「ソウハルさん、ところで何か食べたいものってある?」
ソウハル「僕はなんでも好きだよ。ミキちゃんの手料理が食べてみたいな」
ミキ「じゃあ、うちにあるものでいいかな」
ソウハル「うん、ミキちゃんは何か得意料理あるかな」
ミキ「う~ん、肉じゃがとか卵料理とかは得意だけど、でも今日は生牡蠣にしようかな。ソウハルさん、牡蠣は大丈夫?」
ソウハル「ミキちゃん、もちろん大好きだよ。でも、高価過ぎてめったに食べられないよ」
ミキ「私もめったに生牡蠣なんて食べないよ。ただ今日はソウハルさんに食べてもらいたかったのよ」
ソウハル「えっ、どうして。僕、ミキちゃんに牡蠣好きって話したかな」
ミキ「そうじゃなくて。生牡蠣ってとっても栄養があるのよ」
ソウハル「そうなんだ。僕全然、そんな知識なくて」
ミキ「ソウハルさん、ちょっとスマホで調べてごらんなさい」
ソウハルはミキにいわれた通りに生牡蠣についてスマホで調べてみた。生牡蠣を食べるとこんな効果が見られると書かれていた。
生牡蠣には豊富な亜鉛が含まれていて、勃起力改善や精力アップに最適である。
さらに亜鉛の摂取で期待できる3つの効果
○精子の形成をサポートして生殖機能を改善する
○神経伝達物質の生成を補助してうつ状態を緩和する
○免疫力を高めて病気になりにくい体質を作る
牡蠣は精力アップに欠かせない食べ物で、それはセックスミネラルと呼ばれる亜鉛を含んでいるのが大きな理由!
ソウハル「ミキちゃん、僕のために生牡蠣の料理作ってくれるんだね」
ミキ「そうよ。ソウハルさんには頑張ってもらわなくっちゃね」
ソウハル「ミキちゃん、ありがとう」
ミキ「それとオクラと納豆も買ってきたのよ。食べられる?」
ソウハル「大丈夫だよ。納豆は好きでよく食べるよ」
ミキ「納豆にオクラを入れてそれをご飯にかけて食べると健康にもいいし、精力アップにも繋がるのよ」
ソウハル「ミキちゃん、なんでそんなに詳しいの?」
ミキ「私以前、ああいうところで仕事してたでしょ。だから時々、お客さんにもこういうものを食べると精力アップに繋がりますってアドバイスしてたのよ」
ソウハル「そうなんだね」
ミキ「それに、ソウハルさんには性欲旺盛でいてくれないと困るし」
ソウハル「ミキちゃんと本当にお付き合いできて僕は幸せだよ」
ミキは早速、キッチンで料理を作り始めた。ミキは事前に調べておいたレシピなどを参考にして生牡蠣を作った。
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さらに、買ってきたオクラを納豆に入れてオクラ納豆が完成した。
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ミキ「ソウハルさん、できたわよ」
ソウハル「ミキちゃーん、すっごくおいしそうだね」
ミキ「そうでしょ。ソウハルさんのために頑張ったのよ。食べましょう」
ソウハル「ミキちゃん、いただきます」
ソウハルはミキの手料理のおいしさに顔が頬張り、夢中になって食べた。あまりに食べるスピードが速かった。
ミキ「ソウハルさん、そんなに早く食べなくてもなくらないから大丈夫よ」
ソウハル「こんなにおいしい料理食べるの始めてだよ」
ミキ「ソウハルさんたら」
ソウハルはミキにいわれて食べるペースは落としたが、ミキと一緒に会話をしながら食べる食事がこんなにも美味しいだなんて幸せだなって思っていた(続)
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