第5話、不思議な出来事に盛り上がり、居酒屋、カラオケ、ヌキを楽しんだ・・・
ソウハル「ワシって本当に若返るのかな?」
ケイイチ「こんなことが起こりえるなんてまるで夢の中にいるようだよ」
カズヒコ「おやっさん、これは現実なんだよ」
アツオ「こんなことが起こりえるなんて・・・」
ダイスケ「聡ちゃんがこの世にいるのも信じられないのにこれから若返るなんて現実の世界では絶対にあり得ないことだよ」
カズヒコ「聡ちゃんが本当に若返るのかどうかは時間が経てばわかることだし」
ケイイチ「でも、うちらはどんどん年をとっていくんだから聡ちゃんが若返っている頃には生きているかどうか分かんないよ」
ダイスケ「そうだよね。みんなもう70代なんだし」
アツオ「確かに後、30年も経つと聡ちゃん一人だけになっちゃうかもしれないね」
ソウハル「ワシにはよくわからないし、とにかく今を精いっぱい楽しもうよ」
カズヒコ「じゃ、みんなで飲みに行こう」
カズヒコ以外「そうだね。飲みに行こう」
5人はお墓まわりをきれいに掃除した後、久しぶりにみんなでお酒を飲みに行った。お酒を飲みに行った席でもソウハルのことや妖精のことで話題がつきなかった。
ソウハル「それにしてもあの妖精はいったい何だったんだろう」
ダイスケ「妖精が忽然と姿を現し、語り出したからね」
ケイイチ「星屑のじゅうたん 輝く夜には ちょっぴりおませして ドキドキの心の扉 そっと開こう」
カズヒコ「おやっさん、それなんの歌だっけ」
アツオ「ピーターパン」
ダイスケ「小さい頃 宝島へ行きたかったと 風の中で なんだっけ」
ケイイチ「ポツリ呟いて 照れた分だけ 大人になった 私のピーターパン」
ソウハル「ティンカーベルの妖精だっけ」
ケイイチ「昔、好きでよく見てたよ」
ダイスケ「僕も見てた。確かにあの妖精さんまるでティンカーベルのような妖精だったね」
カズヒコ「今、スマホで検索して調べたんだけど、確かにあの妖精さん、ティンカーベルにそっくりだね」
カズヒコ以外「本当だ」
カズヒコ「みんな、これみて」
アツオ「ティンカーとは修理屋という意味で、ベルは「鈴」もしくは「女性名に用いられる相性って書かれているね」
ケイイチ「つまりティンカーベルとは修理屋さんの女の子という意味ですだってさ」
ダイスケ「ひょっとしたら聡ちゃんはティンカーベルに修理されて蘇ったってことかな」
カズヒコ、ケイイチ、アツオは頷いた。5人は終始、ソウハルの話で盛り上がると2次会にいってカラオケを楽しみ、ケイイチがピーターパンを歌うと大いに盛り上がりを見せた。その後、真面目なアツオは2次会終了後、帰宅したが、残りの4人はちょっとエッチなお店に足を運んだ。
ソウハル「こういうお店は久しぶりだな」
カズヒコ「うはうはしようぜ」
ケイイチ「そうだね」
ダイスケ「アツオさんもくればよかったのに真面目だからな」
4人は20~40代の好みの女性とプレイを楽しんだ。
カズヒコ「久しぶりに若い頃のようにヌイタよ」
ダイスケ「やっぱり○○似の若い子は最高だよ」
ソウハル「この中では一番老いてるから、途中で中折れしちゃったよ」
ケイイチ「聡ちゃん、まだ病み上がりなんだから仕方ないよ」
ソウハル「みんな若くていいよな」
みんなはまだ、70代だったが、ソウハルはすでに80代と一番年をとっていた。
ダイスケ「でも、このメンバーの中で総ちゃん一番若い20代の子とプレイしてたよね」
ケイイチ「聡ちゃん、これから若返ってくるんだから羨ましいよ。性欲もどんどん活発になってくるし」
カズヒコ「昔はやり手だったけど、やっぱり年を重ねると立ちも悪くなるよね。仕方ないことだよ」
4人は3次会でヌキプレイを楽しんだ後、別れを告げて帰宅した(続)
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