天使発見!
その後、私を殴った人はどうなったか、興味がない。
いま、困っているのは、私が神様に会いに行く方法だった。
天使の死者でも、本物天使がついていなければ、神様に会えない。
天使がなくなるなんて……前代未聞……。
だから、どうすればいいのでしょう⁉
———と、彷徨っていたところ、天使に遭遇しました。
「あのー」
「へ?あ。ども。おつ」
「お疲れ様を略さないで?あと、私、天使じゃないわけじゃないけど、そうでもなくない」
「どっち?」
「自分でも分からない」
雑談中、相手の天使が、あ、と声を出した。
「殺さ(※ピー)———天使?」
「そうだけど……。直球すぎて悲しい」
「なんだ。そういうことですか。私に連れて行ってほしいと?しゃーないっすね」
元ヤンキーかよ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます