47.第3日 仁寺洞(北の出口へ)

 さて、アホバカ夫婦は素敵な横丁から、再びメインストリートに戻りました。


 仁寺洞インサドンの観光もいよいよ終わりに近づきました。後は、メインストリートを北に歩いて、ボクたちが最初にやってきた『北の入り口』から出るだけです。おっと、今度は『北の出口』になるわけですね。


 ではさっそく、今日の最初の近況ノートをご覧ください。URLはこちらです。

 https://kakuyomu.jp/users/azuki-takuan/news/16817330665025012413


 ①番がいつもの仁寺洞インサドン全体の地図です。今日のルートが、赤丸と赤の矢印で示してあります。


 で、①番の地図の右下の赤丸から赤の矢印の方向、つまり、メインストリートの『北の出口』の方向を撮った写真が②番です。


 一方、①番の地図の右下の赤丸から赤の矢印の反対方向、つまり、今まで歩いてきたメインストリートの南側を撮った写真が③番です。


 どちらの写真にも、6月の強い日差しによって、歩道にくっきりとした影が浮かんでいますね。


 さて、歩いていて見つけたのが、④番のお店です。茶系統のシックな外壁、店頭のお地蔵さんのような大きく個性的な置物・・・とっても眼を引くお店ですね。名前も『長生壺』・・・『長生きの壺』だなんて、一眼ひとめで覚えてしまいます。


 実はここ、有名な工藝店なんです。『長生壺』は『ジャンセンホ』って読みます。また、インターネットから引用してみますね。


『工藝 長生壺(コンイェ ジャンセンホ)

骨董品とアートの街、仁寺洞(インサドン)で韓国の新進気鋭作家の作品を扱うセレクトショップ。大学で陶芸を専攻したという店主のチョン・ヒョンジュさんは、仁寺洞のメイン通りで、’70年代から古美術店の『長生壺』を営んできた母をもつ。幼いころから芸術に親しみ、養われた確かな美的感覚がそこかしこに感じられる居心地のいい空間。

見ているだけで買いたくなるものばかり。次は絶対にあの器を買うぞ!と少しずつそろえたくなってしまいます。

しっかり梱包してくれるので安心。ラッピングも素敵です。』


 インターネットを読むと、日本からの観光客がお土産を買って、そのままリピーターになるケースも多いようです。


 そんな『長生壺ジャンセンホ』の前を通り過ぎると、またも素敵な横丁がいくつも現れました。⑤番や⑥番の写真の黄色の矢印です。入ってみたいのですが・・・もうキリがないので、やめました(笑)。


 で、メインストリートにかき氷の大きな看板がありましたので、写真を一枚。⑦番の写真です。


 でも、かき氷といっても・・・日本と韓国ではかなり違うのです。


 韓国では、かき氷のことを『ピンス』と呼びます。日本のかき氷は氷を粗く削ったもので、荒い氷のシャリシャリとした食感がありますが、ピンスは氷をもっと細かく削って、ふわふわとした触感にしたものです。さらにピンスは、氷の上にあずきやフルーツ、アイスクリームなどが、たっぷりと盛られているのが特徴です。


 ボクは韓国に3年間単身赴任しましたので、ピンスもよく食べました。で、「日本のかき氷とどちらがおいしいの?」って、よく聞かれるのですが・・・どちらもおいしいとしか言いようがないのです(笑)。そもそも、ピンスとかき氷は全く違った食べ物といったほうが、ボクにはピッタリくるのです。だから、比較しても意味がなく・・・「どちらもおいしい」となるのです。


 ピンスについても、インターネットの記事をご紹介しますね。


『「ピンス」とは、氷の上にあずきやフルーツ、アイスクリームなどが盛られたボリューミーな韓国版かき氷です。韓国の大人気スイーツで、定番の小豆ピンスにカラフルなフルーツピンス、ミルクピンスなど様々な種類があり、どのピンスもボリューム満点なので、1つを2人以上でシェアして、つついて食べるのが韓国流。特に暑い夏に人気ですが、季節を問わず1年中人気があり、個人経営カフェから全国チェーン展開するピンス専門ブランドまで色々なカフェで食べられるデザートです。』


 この記事を読んで思い出しました。ボクが単身赴任していたときによく行った喫茶店で、韓国の若い恋人たちが一つのピンスを二人で食べていました・・・羨ましいですねぇ(笑)・・・


 で、こちらは別の記事です。


『ピンスとは韓国語で「かき氷」を意味する言葉。日本と同様、削った氷の上に甘味をトッピングする氷菓ですが、見た目も食感も大きく異なります。日本のかき氷がシャリシャリとした食感であるのに対して、ピンスはより細かく削られ、ふわふわとした口あたりが特徴です。


また「ピンス」とセットでよく耳にするのが「パッピンス」というスイーツ。これはピンスの上に小豆をのせたもので、以前はピンスと言えばこの「パッピンス」が主流でしたが、現在はバリエーションも増えて、フルーツや練乳、抹茶などさまざまなピンスが見られます。

先ほどピンスとかき氷は食感が異なると書きましたが、実はそれ以外にも両者の違いはたくさんあります。

まず一つ挙げられるのが、そのサイズ感。通常かき氷は1人で1個を食べるのが一般的ですが、ピンスは1個を2~3人でシェアして食べるもの。そのため、本場韓国では日本のかき氷より倍近い大きさで提供されることがほとんどで、かなりのボリューム感です。


また、かき氷は上から崩して食べるものですが、ピンスは本来ビビンバのようにかき混ぜて食べるスイーツです。綺麗にデコレーションされたものを混ぜてしまうのはもったいないと感じるかもしれませんが、お店によっては混ぜたほうがより美味しく食べられるというところも。もし本場のピンスを食べる機会があったら思い切って混ぜてみてはいかがでしょうか。』


 ⑦番の写真にある『小豆かき氷』というのは、この記事の中に書かれている『ピンスの上に小豆をのせたパッピンス』のことだと思います。これ、ボクもよく食べました。おいしいですよ。


 最近は日本でもピンスによく似た『かき氷』が売られているようですが、皆さん、夏場に韓国に行かれたら、ぜひ本場のピンスを味わってください。そのときは、ぜひ韓国流に一つのピンスをカップルで食べてみてくださいね。。。


 さて、メインストリートに戻りましょう。


 ⑧番と⑨番は、メインストリートにあった素敵なお店です。⑨番は雑貨店みたいですね。お店の奥で、外人さんの夫婦がさかんに何かを探していました。


 では、次の近況ノートをご覧ください。URLはこちらです。

 https://kakuyomu.jp/users/azuki-takuan/news/16817330665025018768


 ⑩番と⑪番も、メインストリートに面したお店です。⑪番の右端のお店は画廊ですね。仁寺洞インサドンの北の出口のこのあたりは、何故か画廊が一杯あるのです。


 しかし、⑩番と⑪番の写真を見ると・・・道行く人はほとんど女性ですね。仁寺洞インサドンは女性の街ですねえ・・・改めて実感するボク・・・


 ⑫番と⑬番の写真は、花壇のへりに座って休む人たちです。木漏れ日があって、気持ちのいい場所なので、ベンチが欲しいところですが・・・何故かベンチは置いてありません。。。


 ⑭番が雑貨店で、その先に韓服のお店が見えています(⑭という数字の下)。日本の観光地だと、日本の着物や浴衣を着た外国人観光客が一杯歩いていますが・・・仁寺洞インサドンでは、韓国人も含めて、韓服を着ている人は一人も見ませんでした。韓服というのは、散策には向いていないのかな?・・・ボク、一度も着たことがないので、分かりませんけど(笑)。


 さて、⑮番は腕を組んで歩くカップルです。仁寺洞インサドンはこういう恋人同士が良く似合います。・・・恋人が二人でピンスを食べて、腕を組んで通りを歩くというのが、仁寺洞インサドンの楽しみ方の定番なのですね。。。


 ⑯番は仁寺洞インサドンの北の出口です。右端のおばさんグループのかしましいこと・・・おばさんパワーは、世界中どこに行っても最強です。しかも、皆さん、ちゃんと涼しい木陰に入っておしゃべりをしているところが、『おばさんのプロ』ですねぇ。


 さあ、楽しかった仁寺洞インサドン観光もいよいよおしまいです。


 後はホテルに帰って、夕食を食べに出かけますよ~。おっと、その前に、明洞ミョンドンの噴水というのを見に行きます。。。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る